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Part 02

大西 淳一junichi onishi

一人でも多くのお客様に
美味しいワインをサーブしたい

洋服店に勤務。
そこで接客の基本を学んだ

実はソムリエになる前は、飲食業とは全く畑違いのジャンルで働いていたんです。洋服屋さんで婦人服を売っていました。でもそこで接客業の基本みたいなものは学ばさせてもらいましたね。これは今のソムリエのお仕事にも繋がるんですが、お客様の気持ちを先読みする力、例えばどんな目的でその洋服を購入しようとしているのか。身に付けている時計や靴、バッグなんかでまずは推測するわけです。そこから会話の糸口をつかんで、お客様が望まれているような服を提案していくんです。そのコツを得てからは服が面白いように売れるようになりましたね。

ワインの楽しさを知った
青山のライブハウス

そこから飲食業界に転職するきっかけですが、昔、リチャード・ギアが出演している「コットンクラブ」という映画が好きだったんですね。いつか映画に出てくるようなお店で働きたいなという憧れを抱いていました。洋服屋さんのお仕事が落ち着いたときに、それを急に思い出して。そのときにちょうどうまい具合に、知り合いで飲食業をやってる方がいらっしゃったんです。それでその方のお店で働かせてもらうことになりました。場所は青山のライブハウス。1本30万円くらいのワインが飛ぶように売れていくお店でした。そこではソムリエの資格はまだ取ってなかったのですが、ワインの楽しさや魅力にハマって、もっとワインのことを勉強したいという気持ちが強まりましたね。

ソムリエ資格を取得。
何よりもまずプレゼン能力が大事

ソムリエの資格を取ったのは次に勤めたお店です。そこはイタリアンレストラン。高額なワインを取り扱うお店ではなかったんですけど、その代わりどんな味わいなのかの説明を求められることが多かったんですね。ライブハウスの場合は、やはり音楽がメインなので、そこまでがっつりとお客様にワインを説明する機会はあまりなかったんです。でもイタリアンのお店ではお料理とワインがメイン。個人的に僕に会いに来てくれる方もいらっしゃって、本格的に勉強する必要に迫られたのが、ソムリエの資格を取るきっかけですね。ソムリエって、もちろんワイン自体の目利きも大切なんですが、それ以上に、自分のお勧めするワインがお客様にいちばん必要なワインですよということを、ちゃんとプレゼンする能力が求められると思うんです。そういうお客様への接し方を学んだことが、肉源でのお仕事にも役立っています。

仕事への情熱。
それが肉源にはあります

飲食業界に飛び込んだ頃は、いつか自分のお店を持ちたいと思っていました。ところがこの業界に長くいると、若い頃のそんな思いが段々と薄れていくんですよね。わかりやすくいうと、仕事に慣れてしまって、情熱の対象が見つけられなくなってしまうというか。そんなときに弊社の社長と出会ったんです。いろいろお話をさせてもらううちに、肉源でのお仕事に興味がわいてきて入社しました。そもそもこれまでのキャリアで全国にチェーン展開している飲食グループに勤めたことなかったので、学ぶことはたくさんありますね。“和”をコンセプトにした焼肉店でワインをサーブするという業態にも新鮮味を感じています。とにかく失いかけていた仕事への情熱、それが肉源にはあります。今は1本でも多くのワインをお客様にサーブして、喜んでいただけければと思っています。

大西 淳一junichi onishi
ソムリエ。Blue Note Tokyo、KNOCKを経て、肉源ではワイン選定、企画、接客指導等を行う。

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